オープンキャンパス2023
オープンキャンパスのご参加,有難うございました!研究室の学生のおかげで,イメージに近いマナビ体感展示や販売ができました!!
- マナビ体感・販売などの様子
- CPS環境制御装置(植物・昆虫・茸)
- フード3Dプリンター
- M5Stackロボット
- 販売の様子とコラボアイスなど
オープンキャンパスのご参加,有難うございました!研究室の学生のおかげで,イメージに近いマナビ体感展示や販売ができました!!
明日から始まるオープンキャンパスの装飾をしました.
メインはCPS環境制御装置で,教育系ロボット,フード3Dプリンター,開発したコオロギ&はちみつ系食品を展示し,スマート農業やフード&アグリテックなどを説明します.
秋山君の論文が次の国際学会誌にアクセプトされました!
Journal of Insects as Food and Feed
論文タイトルは「Crickets ( Gryllus Bimaculatus ) using food waste usefulness of self-selection feed design method through each growth stage」で,コオロギ用飼料設計の新しい手法・知見を提示した,オリジナリティ高い論文です.
MOS君もそうですが,修士課程で学術論文を投稿・掲載されることは稀で,彼らが如何に優秀で努力をしているかの証明だと思います.
おめでとうございます!
8月5-6日のオープンキャンパスでは,本研究室は431教室の展示,サイエンスポートの展示,農大サポート内でうつせみテクノの販売を予定しています.
商品は,コオロギねじチョコ,百花はちみつ,コムハニー,はちみつグミ,はちみつドロップ,はちみつのど飴,流山高校×ナミキアイス様のコラボアイスを予定しています.
高校生用に配布するはちみつキャンディは一部農大産のものを使用していますが,上記のはちみつは千葉県のはちみつ工房様のものを使用させて頂いています.
現在農大に来られているタンザニアからの研究者や学生の皆さんが,バイオロボティクス研究室を訪問されました.
我々が行っている研究の紹介をした後,自己紹介や研究紹介をしてもらい,昆虫食も含めてプチパーティーを行いました.
MOS君,オルジュ君,サイモン君を始め,急な訪問に対応してくれた大学院生や学部生にとても感謝しています.
農林水産省RS事業「持続可能な農林水産業推進とフードテック等の振興に対応した未来の食品安全プロジェクトのうち、食用昆虫中の有害物質のデータベース化、管理手法の確立」について,参加することになりました.
食用昆虫については,ファクトチェックされていない情報で誤解されることも多く,建設的でない議論がSNSで巻き起こった経緯もあります.
安全性や安心につながる,新しい日本食産業創出のための研究・開発を微力ながら目指していければと思っています.
また,東京農工大学や長浜バイオ大学など,日ごろからお世話になっており,尊敬する研究者も多いチームの一人になれたことも非常に嬉しく,研究者として初心にかえり,ゼロから頑張りたいとも思いました.
研究で進めているCPS環境制御装置について,オープンキャンパスに合わせて,昆虫・植物・キノコ用のプロトタイプを試作してもらっています.
オープンキャンパスでは実際に見てもらえると嬉しいです.
※IoTセンシング部分以外のCPS部分は今後構築,キノコについては食品ロス培地の使用を想定した実験を今後行う予定です.あくまで近い将来の研究がイメージでき,装置の試作のデモンストレーションの一環で写真を掲載,オープンキャンパスで展示・説明を予定しています.
昆虫食品研究開発クロステックコンソーシアム「ネオアクシス」で,2023年9月1日に「昆虫イノベーションセミナー2023 〜日本昆虫ビジネス・研究最前線!〜」を開催予定です.
大学院生/大学生/高校生などは無料で参加できます。
●イベント申込サイト:https://neoaxis002.peatix.com/
9月1日 12:55~14:30(予定):
登壇予定企業・研究者
今日も色々なものに追われて仕事をしていたら,アゼルバイジャンからの留学生のオルジュ君にケーキを突然もらいました.
話を聞くと,今日は彼の誕生日で,誕生日だからケーキをプレゼントしてくれたとのことでした.
日本とは逆なので驚いたのと,日々に流されて心に余裕もない状態だったので,心に響きました.
色々な意味で有難うございました.
Happy birthday!オルジュ君!!
昆虫系の探求型学習をされているということで,東洋女子高等学校の生徒さんが研究室を訪問されました.
スマート農業や昆虫代替タンパク質,Eco&Bee CPSなどを説明,体感して頂き,現在行われている探求課題を教えてもらいました.
テーマとして注目されていた昆虫がダンゴムシとハエで,非常に興味深いものがありました.
今後,探求型学習=研究はどんどん小中高等学校でも行われ,若い色々なアイデアが出されて,社会課題の解決につながればと思いました.
本年度から本格的に始動している「Eco&Bee CPS」について,研究テーマの一つは,「蜂蜜からDNAを取得して,植生情報の多様性解析,そして地域・まちづくりに活かしていく」ということがあります.
その内,DNA解析の第一歩であるDNA抽出について,共同研究者の田中啓介先生(東京情報大学)の指導の下,東京農業大学の⽣物資源ゲノム解析センターの輿石さんに協力してもらい,オルジュ君のレクチャーも含めて実施してもらいました.
専門外なので詳細は理解できませんでしたが,現代はAI同様,DNAの活用も様々な研究開発の蓄積から比較的簡易にできるような環境が整っており,農学の中でも様々な活用がされていることが分かりました.
今回のミッションとして,はちみつ工房様にご尽力して頂いている農大と千葉県で採取された蜂蜜からサンプルを取得,DNAを抽出しやすいように余分なものの除去,PCRを使用したDNAの増幅を行っていきました.
DNA抽出ができないと次のステップに移れないので心配していましたが,田中先生と⽣物資源ゲノム解析センターのお力で,PCRでDNAが増幅されていることが確認できました!
次のステップは,⽣物資源ゲノム解析センターでの工程を経て,田中先生の解析,その後今後について打ち合わせしていきます.
来年度に日本とアゼルバイジャンなどの複数地域・時期の蜂蜜サンプルの取得と解析が目標となります.
研究ビジョンはあくまでビジョンでしかないので,⽣物資源ゲノム解析センターのお力だとしても,それが具体的に一歩進んだことは非常に嬉しかったです.
やはり社会的問題解決には複数専門家の学際的なチームでしか対応できない時代なのだとも痛感しました.
INSECTA 2023 conference(Sept 13-14, 2023 in Magdeburg, Germany)に参加するための準備を行っています.
その中で,発表申請についてacceptされ,ポスターでもオーラルでも発表できることが決まりました.
手続きは進行形なので,9月に無事に参加・発表はこれからですが,研究が好きで頑張る学生がいると心が癒されます.