研究室歓迎会

No Comments

2024年度の研究室ゼミ活動の体制が決まったので,プチ歓迎会を行いました.

3年生,4年生,大学院生にお互いに自己紹介をしてもらいました.学生は31名になり,このメンバーで収穫祭への参加や勉強会など,色々一緒に頑張っていきたいです.

 

 

Categories: イベント

Eco&Bee CPS 2024スタート!

昨年から開始している環境の多様性分析や養蜂技術のスマート化を目指した「Eco&BeeCPS」の2024年度の研究が本日から始まりました.

千葉県のはちみつ工房様のご協力で,東京農業大学の世田谷キャンパス内7号館の屋上に実験養蜂器を設置しました.

先ずは,都市内で適切に飼育管理を行い,蜂蜜のDNA解析から植生の多様性把握,そして養蜂装置のスマート化を目指します.

 

スマート農業体験実習

生産環境工学体験実習のうち,バイオロボティクス研究室で行う,「スマート農業体験 」が初めて実施されました!

春日部みどりのPARK内の「未来型総合農業&ロボティクス研究所」において,JPP様を中心に講義や体験を受けさせて頂きました.

主な内容は以下で,受講した1年生にアンケートを取ったところ,これまで漠然としていたスマート農業が分かったことや実際に体験ができたことなど,とても好評でした!

  • A-1 光制御(植物)
  • A-2 VR体験(トラクタの安全性)
  • A-3 陸上養殖と光制御
  • B-1 FJDynamics(農機自動操舵システム)/RTK-GPS
  • B-2 ドローン実演
  • B-3  環境制御施設

 

 

祝☆入学式

2024年の新1年生,大学院生の入学式がありました.

2024年から新カリキュラムが実施され,研究室もスマートアグリ分野・バイオロボティクス研究室となりました.

大きく社会と産業が変わっていく中で,スマート農業やフード&アグリテックをけん引してくれる人材がこの中から誕生すると非常に嬉しいです.

 

祝☆卒業式&学位授与式

東京農業大学で卒業式学位授与式が開催されました.

コロナ禍とともに歩んだことやうつせみテクノの立上げ,学内外で様々な取り組みに挑戦した4年間だったこともあり,今回は特に思い出深い卒業式になりました.

いつも反省と後悔が大きい卒業式ですが,バイオロボティクス研究室を選んでもらい,一緒に活動してくれたことにとても感謝しています.

卒業生・修了生の皆さんの今後のご活躍を祈っています.

ご卒業おめでとうございました!

Categories: イベント, 教育 Tags: タグ: ,

体験実習準備(春日部みどりのPARK)

バイオロボティクス研究室は,2024年度より,スマートアグリ分野バイオロボティクス研究室に改組されます.

また,2024年度から新カリキュラムが開始され,スマート農業に係る,スマート農業入門/スマート農業(一)・(二) /ものづくり設計製図/計測制御工学/エネルギー工学/電気・電子工学などを予定しており,それに先駆けて,1年前期に「生産環境工学体験実習」を行います.

この科目は,農業や関連技術を知らない学生に見学&体験をしてもらい,理解の深化学習意欲の向上を目的としており,木曜日終日学内外で実施する,新カリキュラムの特徴的なものとなります.

内容は,チームビルディングを行った後,4研究室で見学&体験を行っていくもので,そのバイオロボティクス研究室の見学&体験の準備を進めています.

今回は,「バイオロボティクス研究室見学&体験① スマート農業体験」として,未来型総合農業&ロボティクス研究所(春日部みどりのPARK)様にご協力して頂き,準備を行っていきました.

見学は大きく分けて次になります.

屋内見学&体験(予定)

  1. 光制御(植物)
  2. VR体験(トラクタの安全性)
  3. 陸上養殖と光制御

屋外見学&体験(予定)

  1. 農機自動操舵システム
  2. ドローンと農作業
  3. 施設・環境制御/農作業

新入生にとって良い体験となり,そのキャリアデザインや,将来的に日本農業の発展につながればと願っています.

FOODEXJAPAN2024出展参加

昆虫食品クロステックコンソーシアム「ネオアクシス」の一員として,FOODEXJAPAN2024に出展参加しました.

FOODEXはヨーロッパ,アメリカ,アジアなどの食品展示と輸出入の商談,国内企業の輸出入と商談をメインとした大きな展示会で,来年50周年になるようです.

ネオアクシスでは,今回昆虫食体験として,コオロギパウダーの食べ比べ(ノーマル,梅かつお,レモン,山椒,ガーリックなどフレーバー)を参加各企業によって行い,好評を得ました!

フードネオフォビアを解決しつつ,その「美味しさ」を知って頂き機会になれば幸いです.

また,オルジュ君らもアゼルバイジャンの展示を行っていました.様々な企業と商談をしているそうで,より日本で知られ,日本-アゼルバイジャン農業がつながると良いと思いました.

 

 

 

2023年度 修士論文発表会

修士論文発表会が2月2日に行われ,本研究室から,秋山君,出野君,西野君,MOS君が発表を行いました.

学内外で発表したり論文を投稿したり,イベントを行ったり,非常に密度の濃い2年でした.

お疲れさまでした!

発表タイトル:

  • 食品ロスを活用した昆虫生産システムの開発-Self-selection及び昆虫粉末を用いたフタホシコオロギの飼料設計の検討-
  • Cricketコンテナファームアグリステムの開発-セントラル幼体生産方式を想定した産卵・ふ化に関する研究-
  • Cricketコンテナファームアグリステムの開発-ユニットハウスを活用した生産手法の検討-
  • Development and Evaluation of AI System to Extract Cricket Behavior Information under Bright and Dark Light Conditions

アゼルバイジャン農業調査&国際養蜂学会参加発表

アゼルバイジャン農業調査

アゼルバイジャン出身の大学院生Oruj Orujovさんと,アゼルバイジャン国際養蜂学会への参加を兼ねてアゼルバイジャン共和国の農業調査を行いました.

先ず,首都バクーから車で6時間程度北に位置するザカタラ市で,ヘーゼルナッツ企業を見学しました.ヘーゼルナッツはトルコ北部起源で,そこからヨーロッパに広がり非常に人気があります.選別作業は機械の他,手作業で多くを行っていました.

ザカタラのヘーゼルナッツは品質が良いのにコストが安く,ロシア,トルコ,ヨーロッパなどに輸出しているということと,殻をセントラルヒーティングに活用しており,廃棄するところが無いということでした.

次に,ローズオイルなどを作っている企業訪問をしました.薔薇,ラベンダーなどからオイルを抽出して.香水の会社などに輸出しているとのことでした.現在は手作業が主で十分収穫ができず,ロボット化を望んでいました.

また,今後アゼルバイジャンと日本の農業交流,農産物の輸出入を行いたく,農林水産省にあたる部門も訪問しました.

 

アゼルバイジャン国際養蜂学会発表
ゲストスピーカーで招待され,アメリカ・ロシア・トルコの発表者とともにEco and Bee CPS 研究について,オルジュ君にアゼルバイジャン語で発表をしてもらいました.

また感謝状と副賞として伝統的なチェスを頂きました.

「昆虫食の安全・安心−古くて新しい未来食−」講演

東京農業大学総合研究所 食の安全と安心部会第6回シンポジウム〜新開発食品の安全性をどのように考えるか
において,講演させて頂きました.

  • 内容については,特に,
    ・三橋 淳 名誉教授「昆虫食文化事典」の紹介
    ・日本と世界の昆虫食文化の紹介
    ・ヨーロッパにおけるEFSA(EUROPEAN FOOD SAFETY AUTHORITY)と新規食品(Novel Food),Farm To Fork戦略の紹介
    ・日本におけるコオロギブームとSNS炎上,この原因の考察
    ・農林水産省RS事業の重要性
    ・未来食(宇宙食,普遍的な食品へ)

をお話しさせて頂きました.
貴重な機会を頂き有難うございました.

講演PDF(クリック)

アグリビジネス創出フェア2023

アグリビジネス創出フェア2023が東京ビッグサイトで開催されました!

今回は,昆虫代替タンパク質であるコオロギの生産や産業化研究と,Agri-CPSプラントを小・中・高等学校へ展開するための,交流,パートナーを募集する目的で参加しました.

また,「Agri-CPSプラントの活用による教育・研究への展開 -植物・茸・昆虫などへの応用-」をプレゼンしました.

 

M5Stackアグリロボットコンテスト

3年生の授業である専攻演習(一)で,M5Stackアグリロボットコンテストを実施しました.

レゴマインドストームが終了するということで新しい試みとして,M5Stackを使用してもらい,M5Stackアグリロボットシステムのコンテストを実施しました.

難易度が高まっている中で,色々な発表があり,刺激になりました!

苫小牧高専の皆さんの訪問

苫小牧工業高等専門学校の皆さんが40名バイオロボティクス研究室を訪問されました.

東京農業大学の学内をご案内した後,研究室で研究やスマート農業の説明を行い,昆虫食品やAgri-CPSプラントの見学,昆虫食の体験などを行ってもらいました.

お土産に,農大で採れた蜂蜜を使ったキャンディをプレゼントしました.

農業ロボットの研究開発も含め,今後ともご一緒したいと強く思いました!

「昆虫食の安全・安心−古くて新しい未来食−」講演予定

昆虫食の安全・安心−古くて新しい未来食−」講演(12月1日予定)

次のシンポジュウムで講演予定です.

令和5年度 東京農業大学総合研究所
食の安全と安心部会第6回シンポジウム〜新開発食品の安全性をどのように考えるか〜
開催日時:2023年12月1日(金)13時から
開催方式:YouTubeによるオンライン開催、登録が必要
参加申込みは、以下のサイトから登録
https://forms.gle/qDP5sxphBBRVMZr98

概要:食品そのものの安全性については、長期にわたり安全に食してきたという経験や、多少難のある食品については加工や調理などを適切に行うことにより食品として利用してきたという、いわゆる“食経験”をもとに判断されてきた。一方、技術の進歩により全く新しい手法を用いた食品や、自然界から分離した新たな機能を持った有用菌を食品として活用するようになっている。
近年のトピックスとしては、細胞培養により食肉を生産する研究が進み、シンガポールや米国ではこのような新開発食品についてすでに食品としての許可が出されている。本年度のシンポジウムでは、このような従来の食経験といった考え方では判断できない、新開発食品の安全性をどのようにとらえていくべきかについて考えてみる。
【プログラム】
13:00〜13:05
開会挨拶:東京農業大学総合研究所所長
13:05〜13:15
プログラム概要説明:食の安全と安心部会長/FSRCセンター長
13:15〜13:45
培養肉の開発状況の現状と安全性評価(仮)
細胞農業研究機構代表理事 吉富愛望アビガイル
13:45〜14:15
プロバイオティクスの海外の規制状況の概要と菌の安全性の確保(仮)
株式会社ヤクルト本社 中央研究所安全性研究所 栗田 晃伸
14:15〜14:30
休憩
14:30〜15:00
新開発食品の安全性で重要なアレルゲンに関する検討(仮)
国立医薬品食品衛生研究所生化学部第三室長 爲廣 紀正
15:00〜15:30
昆虫食の安全・安心−古くて新しい未来食−

東京農業大学生産環境工学科教授 佐々木 豊
15:30〜16:15
パネルディスカッション 45分
16:15〜16:20
閉会の挨拶
東京農業大学食品安全研究センター(FSRC)共催

https://www.nodai.ac.jp/fsrc/news/5-6-1/
参加には事前の参加登録が必要