サマースクール2022~昆虫&AIプログラミング教室~
農大サポートの企画「サマースクール2022」で,昆虫&AIプログラミング教室を開催しました.
昆虫をキーワードとしたスクラッチによるプログラミング教室と,AI入門として”じゃんけん”や”体で制御するプログラム”を体験してもらいました.
「楽しみながら学ぶ」きっかけになってもらえれば良いなと思いました.
農大サポートの企画「サマースクール2022」で,昆虫&AIプログラミング教室を開催しました.
昆虫をキーワードとしたスクラッチによるプログラミング教室と,AI入門として”じゃんけん”や”体で制御するプログラム”を体験してもらいました.
「楽しみながら学ぶ」きっかけになってもらえれば良いなと思いました.
小学生を対象とした,東京農業大学サマースクールに企画を応募し,コロナ禍で人数が制限されるものの,開催することが決まりました!
教室は次の3つで,昆虫プログラミング,AI入門,昆虫食としました.
「農」の蔵 告知・募集サイト
https://nodaisup.buyshop.jp/
昆虫で学ぶScratchプログラミング入門
https://nodaisup.buyshop.jp/items/64681186
Scratchで学ぶAI入門
https://nodaisup.buyshop.jp/items/64681193
昆虫食を知って食べてみよう!
https://nodaisup.buyshop.jp/items/64681285
7月28日にZoomオンラインで,法政大学国際高校の皆さんに昆虫食のプレゼンを行ってもらいました.
和食,中華,お菓子,洋食,その他,デザインについて,これまでの昆虫食の分析や,それを踏まえての昆虫食品の提案がありました.
昆虫を隠す,逆に昆虫を活かす,高校生が授業中に食べるお菓子,日常生活に食べてもらえる食品など,様々な視点と提案があり,非常に興味深いものでした.
複数の企画を検討しつつ,少なくとも高校3年生が卒業する前までに一つの企画を商品化することを確認しました.
2022年6月30日&7月7日に渡った生産環境工学科1年生授業の基礎演習が終わりました.
Society5.0におけるスマート農業・アグリテック&フードテックを中心とした教育・研究の紹介と,特にアグリテック&フードテックとして,代替タンパクをキーワードとした「食品ロスを活用した昆虫生産」「昆虫食を体験して日本で普及するためにはどうしたら良いのか?」の内容を実施しました.
そのアンケート結果の一部が次になります.
先ず,SDGs 17項目について,1年生がどのようなことに興味・関心があるかを複数回答で回答してもらい,次に意識して昆虫食を食べたことがあるのかの経験,基礎演習で準備した昆虫食(陸えびサラミーノや煎餅,コオロギ姿揚げ)を食べれる人は食べてもらい,食べた人にはその感想を聞きました.
今年度は9割の学生がチャレンジし,食べた9割弱が美味しいと評価してくれました.
その後,日本で昆虫食を普及させることはできるか,普及させるためには何を重視しなければならないのか,について,意見を出してもらいました.
予想以上に昆虫食にチャレンジしてくれ,日本で普及すると思ってくれる学生がいたことに驚きました.
今年度,一番印象に残った学生との意見交換は,肉や魚の殺処分から加工までの工程を知らないことも大きいのだろうということでした.「肉や魚はスーパーに並んでいる姿しか知らないのかも知れないが,殺処分も含めてどのような過程・工程を経るのか知っているのか・魚も捌く必要があり,内臓を取ったりと非常にグロテスクに感じることがあり,それと比較した昆虫の嫌悪感は本当に大きいのか」という問いかけに対して,考えていなかったということと,それらも知るべきとの意見があったこともあり,改めて「命をいただく食育」は昆虫食以前に皆知るべき重要なことなのだろうと思いました.
一年生の授業で基礎演習を行いました.
今年は,特にAIロボットとプログラミング,スマート植物工場,食品3Dプリンターのデモンストレーションを行いました.
また,メインとして,代替タンパク質としての昆虫食品を試食体験&昆虫食品が日本で一般市場化するか?また市場化させるにはどうしたら良いかを考え,提案してもらいました!
昆虫食体験では,特に岡山県の陸えびJAPAN様とのコラボレーション「陸えびサラミーノ」を試食してもらい,食べた学生の9割(6/30グループ)は美味しいとの評価を頂きました!
長浜バイオ大学「フロンティア動物科学」にゲストスピーカーで呼んで頂き,「アグリテックと動物科学~昆虫タンパク質生産と野生鳥獣対策への応用~」と題して,講義をさせてもらいました.
それに先立ち,ムーンショットの先生方と様々な情報交換や,昆虫代替タンパク質セミナーも行いました.
琵琶湖をきちんと見たのは初めてで,湖畔に立つ長浜バイオ大学の環境の良さと自由な雰囲気がとても良いなと感じました.永井先生の研究室を訪問して色々ご相談できたことも有難かったです.永井先生のお人柄が分かる色紙を見て,改めて模範にしたいと思いました.
総参加申し込み:191名となり,無事に開催&終了しました.「昆虫」をキーワードに様々な企業やベンチャーの取り組み,大学発ベンチャー,大学研究者の方にご登壇頂き,新たな視点でビジネス・研究開発を推進する可能性を感じることができました!
法政大学国際高校の皆さんが,6月16日に農大・バイオロボティクス研究室を訪問し,植物工場と昆虫食企画に関する活動を行いました.
植物工場については,調査結果を踏まえたEC値の設定,そして種まきを行って,発芽後,移植することになりました.スマートフォンからリモートでモニタリング・制御できることも確認しました.
昆虫食企画については,スケジュールなどを確認し,高校3年生の卒業までに完成させる目標設定を行いました.また,テレビ神奈川の方が本活動について取材をすることになり,今回も撮影やインタビューがありました.
東京農工大学の鈴木丈詞先生の研究室を訪問して,見学・交流させて頂きました.
鈴木先生は,ムーンショットの中核で,昆虫について様々なご研究をされており,学生の皆さんも多く,非常に活気と自由を感じました!
見習うべき,理想の大学研究室の形態の一つだと思いますし,今後も交流させて頂けると有難く思います.
農業情報学会オーガナイズドセッション2022「代替タンパク質クロステック~昆虫食品とアグリテックによる未来農業の展開~」と題して,5月22日に実施しました.
3コンソーシアムの中核研究者・代表者の方の講演と,大学院生4名による研究発表で,講演についてはとても勉強になりました.
内容:
5月19日,法政大学国際高校を訪問しました.
タブレットやスマホでの制御・モニタリング方法の説明や,6月から栽培実験が開始できるように実験対象作物やグループの検討を行いました.
お菓子,和食,洋食,中華,その他(非常食・健康食)のカテゴリーで高校生がプレゼンし,それに対して意見交換をしました.
高校生徒は思えない分析やプレゼンに,法政大学国際高校の校風・教育の質にビックリしました.
今後の企画・開発の具体化が楽しみです.
昆⾍イノベーションセミナー 〜⽇本昆⾍ビジネス・研究最前線!〜(6/23-24)
大学院1年生の秋山君が筆頭の,下記論文の受理・掲載決定通知書が正式に届きました.
2022年7月1日にJ-Stageで公開予定です.
また内容の一部については,5月22日の農業情報学会オンライン年次大会のオーガナイズドセッションで口頭発表予定です.
農業情報学会オンライン年次大会:「代替タンパク質クロステック~昆虫食品とアグリテックによる未来農業の展開~」
https://drive.google.com/file/d/1-5shDEvjelPTszgmiPK_tOQmnQ_lM5sp/view
オンラインミーティングから一か月後、法政大学国際高等学校から落合先生と11名の生徒さんがバイオロボティクス研究室を訪問してくれました.
プロジェクトの説明をし,実際に遠隔制御するスマート植物工場の説明を岸君から説明してもらい,実物を見てもらいました.
また,様々な昆虫食品やクリケットヘアオイルなどがあることを説明し,秋山から昆虫食品の開発に関する実体験をしてもらい,うつせみテクノの「かりんとうP」「フューチャーポップコーン」「ピンバッチ」をプレゼントしました.
来月は我々が法政大学国際高等学校に訪問予定です.