タンザニアから訪問
![](https://biorobotics.jp/wp-content/uploads/2023/08/tan_0.png)
現在農大に来られているタンザニアからの研究者や学生の皆さんが,バイオロボティクス研究室を訪問されました.
我々が行っている研究の紹介をした後,自己紹介や研究紹介をしてもらい,昆虫食も含めてプチパーティーを行いました.
MOS君,オルジュ君,サイモン君を始め,急な訪問に対応してくれた大学院生や学部生にとても感謝しています.
現在農大に来られているタンザニアからの研究者や学生の皆さんが,バイオロボティクス研究室を訪問されました.
我々が行っている研究の紹介をした後,自己紹介や研究紹介をしてもらい,昆虫食も含めてプチパーティーを行いました.
MOS君,オルジュ君,サイモン君を始め,急な訪問に対応してくれた大学院生や学部生にとても感謝しています.
農林水産省RS事業「持続可能な農林水産業推進とフードテック等の振興に対応した未来の食品安全プロジェクトのうち、食用昆虫中の有害物質のデータベース化、管理手法の確立」について,参加することになりました.
食用昆虫については,ファクトチェックされていない情報で誤解されることも多く,建設的でない議論がSNSで巻き起こった経緯もあります.
安全性や安心につながる,新しい日本食産業創出のための研究・開発を微力ながら目指していければと思っています.
また,東京農工大学や長浜バイオ大学など,日ごろからお世話になっており,尊敬する研究者も多いチームの一人になれたことも非常に嬉しく,研究者として初心にかえり,ゼロから頑張りたいとも思いました.
研究で進めているCPS環境制御装置について,オープンキャンパスに合わせて,昆虫・植物・キノコ用のプロトタイプを試作してもらっています.
オープンキャンパスでは実際に見てもらえると嬉しいです.
※IoTセンシング部分以外のCPS部分は今後構築,キノコについては食品ロス培地の使用を想定した実験を今後行う予定です.あくまで近い将来の研究がイメージでき,装置の試作のデモンストレーションの一環で写真を掲載,オープンキャンパスで展示・説明を予定しています.
昆虫食品研究開発クロステックコンソーシアム「ネオアクシス」で,2023年9月1日に「昆虫イノベーションセミナー2023 〜日本昆虫ビジネス・研究最前線!〜」を開催予定です.
大学院生/大学生/高校生などは無料で参加できます。
●イベント申込サイト:https://neoaxis002.peatix.com/
9月1日 12:55~14:30(予定):
登壇予定企業・研究者
今日も色々なものに追われて仕事をしていたら,アゼルバイジャンからの留学生のオルジュ君にケーキを突然もらいました.
話を聞くと,今日は彼の誕生日で,誕生日だからケーキをプレゼントしてくれたとのことでした.
日本とは逆なので驚いたのと,日々に流されて心に余裕もない状態だったので,心に響きました.
色々な意味で有難うございました.
Happy birthday!オルジュ君!!
昆虫系の探求型学習をされているということで,東洋女子高等学校の生徒さんが研究室を訪問されました.
スマート農業や昆虫代替タンパク質,Eco&Bee CPSなどを説明,体感して頂き,現在行われている探求課題を教えてもらいました.
テーマとして注目されていた昆虫がダンゴムシとハエで,非常に興味深いものがありました.
今後,探求型学習=研究はどんどん小中高等学校でも行われ,若い色々なアイデアが出されて,社会課題の解決につながればと思いました.
本年度から本格的に始動している「Eco&Bee CPS」について,研究テーマの一つは,「蜂蜜からDNAを取得して,植生情報の多様性解析,そして地域・まちづくりに活かしていく」ということがあります.
その内,DNA解析の第一歩であるDNA抽出について,共同研究者の田中啓介先生(東京情報大学)の指導の下,東京農業大学の⽣物資源ゲノム解析センターの輿石さんに協力してもらい,オルジュ君のレクチャーも含めて実施してもらいました.
専門外なので詳細は理解できませんでしたが,現代はAI同様,DNAの活用も様々な研究開発の蓄積から比較的簡易にできるような環境が整っており,農学の中でも様々な活用がされていることが分かりました.
今回のミッションとして,はちみつ工房様にご尽力して頂いている農大と千葉県で採取された蜂蜜からサンプルを取得,DNAを抽出しやすいように余分なものの除去,PCRを使用したDNAの増幅を行っていきました.
DNA抽出ができないと次のステップに移れないので心配していましたが,田中先生と⽣物資源ゲノム解析センターのお力で,PCRでDNAが増幅されていることが確認できました!
次のステップは,⽣物資源ゲノム解析センターでの工程を経て,田中先生の解析,その後今後について打ち合わせしていきます.
来年度に日本とアゼルバイジャンなどの複数地域・時期の蜂蜜サンプルの取得と解析が目標となります.
研究ビジョンはあくまでビジョンでしかないので,⽣物資源ゲノム解析センターのお力だとしても,それが具体的に一歩進んだことは非常に嬉しかったです.
やはり社会的問題解決には複数専門家の学際的なチームでしか対応できない時代なのだとも痛感しました.
INSECTA 2023 conference(Sept 13-14, 2023 in Magdeburg, Germany)に参加するための準備を行っています.
その中で,発表申請についてacceptされ,ポスターでもオーラルでも発表できることが決まりました.
手続きは進行形なので,9月に無事に参加・発表はこれからですが,研究が好きで頑張る学生がいると心が癒されます.
バイオロボティクス研究室に所属する西岡客員教授の研究紹介を,ゼミの勉強会の一環として行いました.
西岡先生は研究開発を中心に複数のベンチャー企業を立上げ運営するなどを行われており,3年生の卒論テーマ設定の機会としてもご説明をして頂きました.
卒論を行う4年生も西岡先生の研究の一環で和歌山のフィールド調査を行うことになっており,研究室のスタッフの充実と,研究やフィールドの拡張が確実に行われていると思いました.
千葉県立流山高等学校の高校2年生が東京農業大学を訪問,見学されました.
その一環で,バイオロボティクス研究室にも訪問され,簡単に研究紹介などを行いました.
オープンキャンパスに向け,農大産のはちみつを使った飴の開発を進めていますが,その他に,流山高校の吉田先生とアイスを作る話をご相談しました.
オープンキャンパスに間に合えば非常に面白いと思いました.
研究室には,タイからMOS君,アゼルバイジャンからオルジュ君,バングラディシュからサイモン君が大学院生として所属しており,今回はオルジュ君とサイモン君にそれぞれの国の文化や食文化,農業や産業について教えてもらう機会をゼミで設けました.
日々に追われているのでなかなか余裕が無いのですが,研究以外でも色々なことをお互いに学べると良いなと思います.今年度の目標は異文化お茶会などの開催です.
所属する農業情報学会において,新しい研究部会として「代替タンパク・アグリテック」の申請を行い,年次大会2023において正式に設立が認められました.
日本における代替タンパク質や関連するアグリテック(クロステック)に関する学術研究と交流の推進を目指して,最終的に社会実装されるように微力ながら活動していきたいと考えています.
2023年度は,8月にネオアクシスのオンラインセミナーと,9月に行われる農業環境工学関連学会2023年合同大会でオーガナイズドセッション「フード&アグリテック~食品ロス・昆虫など未利用資源利用とクロステック~」を企画する予定です.
農業情報学会2023年度年次大会において,MOS君,オルジュ君が若手ポスター発表に参加しました.
残念ながら若手研究者イノベーション賞は受賞できませんでしたが,参加・挑戦が重要だと考えますので,指導教員としては誇らしいです.
お疲れ様でした.
千葉県立流山高等学校様を訪問し,「スマート農業&アグリ・フードテックと“Eco&Bee CPS”」と題した出張講義を行った後,SDGsの一環で”廃材を活用したSDGsピザパーティー”を行いました.
造園の教育活動の一環で廃材を使ってピザを焼くことと,環境負荷の小さい代替タンパクであるコオロギ粉末と環境の多様性を推定できるハチミツを使ってピザを一から作って焼いて食べました.
コオロギ粉末を使用したピザは新しい試みであり,今後試作を重ねる必要があると思いました.
Eco&Bee CPSについてご一緒させて頂いているはちみつ工房様のはちみつを使い,デザートピザとして楽しみ,こちらは大好評でした.
流山高等学校様では,自分たちで作った農作物などの活用も含めて,様々なバリエーションでピザづくりを企画されており,非常に面白い活動だと感じました.