毎月第四土曜日に開催される「農大マルシェ」にバイオロボティクス研究室&うつせみテクノとして初めて参加しました!
あいにくの雨でしたが,法政国際のエコプロの生徒さん企画・開発のコオロギチョコクッキーや,はちみち工房様の蜂蜜を使ったグミ,蜂蜜&コムハニーを販売しました.
また,留学生のオルジュ君がアゼルバイジャンのヘーゼルナッツやドライフルーツを販売して,今後アゼルバイジャンと日本の農業・食文化交流の第一歩となりました!
昨年から開始している環境の多様性分析や養蜂技術のスマート化を目指した「Eco&BeeCPS」の2024年度の研究が本日から始まりました.
千葉県のはちみつ工房様のご協力で,東京農業大学の世田谷キャンパス内7号館の屋上に実験養蜂器を設置しました.
先ずは,都市内で適切に飼育管理を行い,蜂蜜のDNA解析から植生の多様性把握,そして養蜂装置のスマート化を目指します.
生産環境工学体験実習のうち,バイオロボティクス研究室で行う,「スマート農業体験 」が初めて実施されました!
春日部みどりのPARK内の「未来型総合農業&ロボティクス研究所」において,JPP様を中心に講義や体験を受けさせて頂きました.
主な内容は以下で,受講した1年生にアンケートを取ったところ,これまで漠然としていたスマート農業が分かったことや実際に体験ができたことなど,とても好評でした!
バイオロボティクス研究室は,2024年度より,スマートアグリ分野バイオロボティクス研究室に改組されます.
また,2024年度から新カリキュラムが開始され,スマート農業に係る,スマート農業入門/スマート農業(一)・(二) /ものづくり設計製図/計測制御工学/エネルギー工学/電気・電子工学などを予定しており,それに先駆けて,1年前期に「生産環境工学体験実習」を行います.
この科目は,農業や関連技術を知らない学生に見学&体験をしてもらい,理解の深化と学習意欲の向上を目的としており,木曜日終日学内外で実施する,新カリキュラムの特徴的なものとなります.
内容は,チームビルディングを行った後,4研究室で見学&体験を行っていくもので,そのバイオロボティクス研究室の見学&体験の準備を進めています.
今回は,「バイオロボティクス研究室見学&体験① スマート農業体験」として,未来型総合農業&ロボティクス研究所(春日部みどりのPARK)様にご協力して頂き,準備を行っていきました.
見学は大きく分けて次になります.
屋内見学&体験(予定)
屋外見学&体験(予定)
新入生にとって良い体験となり,そのキャリアデザインや,将来的に日本農業の発展につながればと願っています.
昆虫食品クロステックコンソーシアム「ネオアクシス」の一員として,FOODEXJAPAN2024に出展参加しました.
FOODEXはヨーロッパ,アメリカ,アジアなどの食品展示と輸出入の商談,国内企業の輸出入と商談をメインとした大きな展示会で,来年50周年になるようです.
ネオアクシスでは,今回昆虫食体験として,コオロギパウダーの食べ比べ(ノーマル,梅かつお,レモン,山椒,ガーリックなどフレーバー)を参加各企業によって行い,好評を得ました!
フードネオフォビアを解決しつつ,その「美味しさ」を知って頂き機会になれば幸いです.
また,オルジュ君らもアゼルバイジャンの展示を行っていました.様々な企業と商談をしているそうで,より日本で知られ,日本-アゼルバイジャン農業がつながると良いと思いました.
修士論文発表会が2月2日に行われ,本研究室から,秋山君,出野君,西野君,MOS君が発表を行いました.
学内外で発表したり論文を投稿したり,イベントを行ったり,非常に密度の濃い2年でした.
お疲れさまでした!
発表タイトル:
アゼルバイジャン農業調査
アゼルバイジャン出身の大学院生Oruj Orujovさんと,アゼルバイジャン国際養蜂学会への参加を兼ねてアゼルバイジャン共和国の農業調査を行いました.
先ず,首都バクーから車で6時間程度北に位置するザカタラ市で,ヘーゼルナッツ企業を見学しました.ヘーゼルナッツはトルコ北部起源で,そこからヨーロッパに広がり非常に人気があります.選別作業は機械の他,手作業で多くを行っていました.
ザカタラのヘーゼルナッツは品質が良いのにコストが安く,ロシア,トルコ,ヨーロッパなどに輸出しているということと,殻をセントラルヒーティングに活用しており,廃棄するところが無いということでした.
次に,ローズオイルなどを作っている企業訪問をしました.薔薇,ラベンダーなどからオイルを抽出して.香水の会社などに輸出しているとのことでした.現在は手作業が主で十分収穫ができず,ロボット化を望んでいました.
また,今後アゼルバイジャンと日本の農業交流,農産物の輸出入を行いたく,農林水産省にあたる部門も訪問しました.
アゼルバイジャン国際養蜂学会発表
ゲストスピーカーで招待され,アメリカ・ロシア・トルコの発表者とともにEco and Bee CPS 研究について,オルジュ君にアゼルバイジャン語で発表をしてもらいました.
また感謝状と副賞として伝統的なチェスを頂きました.
東京農業大学総合研究所 食の安全と安心部会第6回シンポジウム〜新開発食品の安全性をどのように考えるか〜
において,講演させて頂きました.
をお話しさせて頂きました.
貴重な機会を頂き有難うございました.
・講演PDF(クリック)
苫小牧工業高等専門学校の皆さんが40名バイオロボティクス研究室を訪問されました.
東京農業大学の学内をご案内した後,研究室で研究やスマート農業の説明を行い,昆虫食品やAgri-CPSプラントの見学,昆虫食の体験などを行ってもらいました.
お土産に,農大で採れた蜂蜜を使ったキャンディをプレゼントしました.
農業ロボットの研究開発も含め,今後ともご一緒したいと強く思いました!