アゼルバイジャン農業調査
アゼルバイジャン出身の大学院生Oruj Orujovさんと,アゼルバイジャン国際養蜂学会への参加を兼ねてアゼルバイジャン共和国の農業調査を行いました.
- アゼルバイジャン農村生活『Kənd Həyatı』
先ず,首都バクーから車で6時間程度北に位置するザカタラ市で,ヘーゼルナッツ企業を見学しました.ヘーゼルナッツはトルコ北部起源で,そこからヨーロッパに広がり非常に人気があります.選別作業は機械の他,手作業で多くを行っていました.
ザカタラのヘーゼルナッツは品質が良いのにコストが安く,ロシア,トルコ,ヨーロッパなどに輸出しているということと,殻をセントラルヒーティングに活用しており,廃棄するところが無いということでした.
次に,ローズオイルなどを作っている企業訪問をしました.薔薇,ラベンダーなどからオイルを抽出して.香水の会社などに輸出しているとのことでした.現在は手作業が主で十分収穫ができず,ロボット化を望んでいました.
また,今後アゼルバイジャンと日本の農業交流,農産物の輸出入を行いたく,農林水産省にあたる部門も訪問しました.
アゼルバイジャン国際養蜂学会発表
ゲストスピーカーで招待され,アメリカ・ロシア・トルコの発表者とともにEco and Bee CPS 研究について,オルジュ君にアゼルバイジャン語で発表をしてもらいました.
また感謝状と副賞として伝統的なチェスを頂きました.