東農大産はちみつ収穫
Eco&BeeCPSの一環で,蜂蜜収穫作業を行いました.
今年度は8月に一旦農大屋上での試験飼育は終了させる予定です.
2023年度の試験飼育で分かったことは,
- はちみつ工房様のご指導で,都市内分蜂などの大きな問題を発生させることなく養蜂ができた
- 東京農業大学世田谷キャンパス周辺に,養蜂に対して十分な蜜源(植生)がある可能性がある
- 養蜂器の設置数によっては,東農大産はちみつを一定量供給できる可能性がある
- 夏からスズメバチなどが多くなり,対策技術も検討する必要がある
でした.
スズメバチのトラップにはトカゲも入っていたことをオルジュ君が教えてくれました.
2フレームから蜂蜜を収穫しましたが,2kg弱を収穫できました.
今回はDNA解析用のサンプルに使用しませんが,商品開発など何かに活用できたらと考えています.
本研究は日本とアゼルバイジャンの比較も予定していますが,オルジュ君から来年アゼルバイジャンで行われる学会に招待してもらえるかも知れないことを聞きました.
また,今週養蜂研究に関して面白い記事を読みました.
「ミツバチが沖縄のサンゴ礁保全をお手伝い?(沖縄科学技術大学院大学)」
沖縄科学技術大学院大学は,研究機関の組織設計がきちんとしていたら日本でも面白い研究に挑戦できることを体現しているので,いつも凄いと思っています!